会社立ち上げからの今までと、これからどうしようか

2022年07月にvonxai合同会社を立ち上げて2期目も終わりが近づいてきました。
2021年に前職を辞めて転職という選択肢もありましたが、業務内容以外の面でも今までと違う事にチャレンジしたいと思い、フリーランスになり、そのままの流れで会社を設立しました。まぁ大半はノリですが。
現在は準委任契約として週三日エンジニアの仕事をしながら、残りの時間を使ってお声がけ頂いた案件の手伝い等をしています。

2023年振り返り

  • 1期目の確定申告で税務署に色々ダメ出しをされたので、e-learning等を利用して不足している会計知識の強化。B/SやP/Lを自分で作ることで中身が理解できるようになったのが嬉しかった。
  • セキュリティ周りの仕事がちょいちょいあったため、改めてOWASPやIPAのドキュメントを読み込む。
  • ChatGPTを使いたいという声があり、LLM周りの仕組みや環境を調査する。
  • Node.jsやcliツール系でのRust採用が増えてきたので、重い腰を上げてRustを軽く勉強した。
  • 個人的にCloudflareをよく使うようになったので、RustでWorkersのコードを書いてみたりした。

個人的には案件ごとの仕様と価格のすり合わせがかなり難しいと感じた1年だった。ある程度抽象的な内容でとりあえず見積もりしてもらいたいという声があるが、見積もってみて実際に蓋を開けると中身がぜんぜん違うみたいな事があり、その際に再見積もりをする等がしっかり出来ずに費用感がズレる事が何度かあり、その後苦労する事があった。
ただエンジニアとしての仕事以外にも、(1人の会社でも)経営や会計など今までにやってこなかった事に挑戦出来て面白い。現時点で感じている課題としては、仕事を見つける難しさと、案件のスケジュール調整の難しさがある。1人だとどうしてもタスクの調整に限界があり、仕事をこぼしてしまう事もあれば、全く仕事がないタイミングもあり調整の難しさや限界を感じている。
個人的な事であれば2022年に彼女ができ、2023年に同棲をはじめ、2024年の元日に結婚予定なので、そっちでもバタバタした1年ではあった。

2024年展望

  • 2023年いっぱいで準委任契約が終了するので、2024年は準委任契約以外の仕事(受託や技術顧問等)や新しい方向での仕事にチャレンジしてみたいと思っている。しかし現時点では展望なしなので営業を頑張りたい…!
  • 1月から会社として一般社団法人ソフトウェア協会の準会員になる事を決めた。仕事で新しい出会いの必要性を感じたためである。上手い事いくかは未知数。
  • 技術的にはRustやPython(AI文脈)をやっていくような気はしているが、不明。Faissとか使ってRAG系のアプリケーションを何か作ってみたい気はする。

営業なんてやったこと無いのでうまくいく気がしないが、やらまいか精神で何とかやっていこうと思います。
そういえばいろんな企業が結構補助金を活用している事に驚いた。自分はまだそこまで考えられないので、活用出来るものがあれば活用していきたい。
仕事下さい!!!!!

まだテキストSNSで消耗してるの?あるいはメタバースの先にあるもの

「まだTwitterやってるの?野蛮だね」みたいな世界はあと何年で訪れるのか。

テキストSNSの居心地の悪さは年々増しており、言わずもがなTwitterの拡散性の高さはそれを助長している。
オンラインゲームは今やSNSとしての機能を担い、TikTokInstagramのようなパリピが使うSNSと対をなす存在になっている。
PUBGや荒野行動、Fortniteのようはシューティングゲームをはじめ、VRChatなどのコミュニケーション主体のゲームまで様々で、ゲーム内やDiscordを利用してのボイスチャット(VC)を通してコミュニケーションを取るというのは多くの若者の間で行われている。

SNS疲れという言葉はSNSが登場した頃から存在し、現在もコロナ禍が拍車となりTwitter疲れなどが散見されるようになった。
Twitterの拡散性の高さは年々高まっており、その機能は得てして負の方向に働きやすいという傾向がある。
そもそも人間の感情は怒りをエネルギーとして動きやすいという特徴があり、SNSの拡散性の高さとシナジーが高い。
またテキストは検索性が高いため初動から拡散までの一連の流れが起きやすい構造にある。
自分にとってどうでも良いような炎上が日々TLに流れては消え流れては消え…我々はこんなものを見るためにSNSをやっているのか、いやいない。

もっとも今の若者はテキストSNSなんてやっておらず、すでにその先にいる。
オタクはFortniteやApex LegendsなどのバーチャルSNSパリピTikTokInstagramなどの動画、画像を主体としたリアルSNSで活動している。
それぞれテキストを主体にしておらず拡散機能も無いため、コミュニティが村社会的に閉じており他者の炎上を目視しづらい。
そもそもRTなんていう品性の欠片もない機能が公式に提供されているTwitterが異常なだけで、野蛮なのである。
TwitterだけでなくFacebookなども内輪向けに投稿された内容がスクショで出回り炎上するなど、蛮行が横行している。
テキストSNSと共に育った我々にとって、それらを利用することに何ら違和感はないが実はすでにオワコンだった。
テキストメディアはSNSに向いていなかったのである。

ということでテキストSNSは野蛮だという事が周知の事実になったところで、自分にはFortniteもTikTokも向いてないという人はいると思う。
そこで注目なのがVRChatを代表としたVRSNSである。これらはゲームをする必要もなく、自分の容姿を晒す必要もない。コミュニケーションも音声が主体で、居酒屋の隣の会話が聞こえてくるような事はあるが、拡散性は低い。
VRSNSは未来のSNSというだけでなく、その先にメタバースを見込んでおり、将来的には電脳コイルサマーウォーズのOZの世界を目指している。
SNSという機能だけでなく、経済圏含め様々なことがVR上でやり取りされるという訳だ。つまり現実と対をなすもう一つの世界がVR上に出来る。
VRの世界でコミュニケーションをし、Bitcoinで買い物をし、バーチャル役所でハンコを押す、そんな世の中が数十年で来るだろう。
その先駆けとなるVRSNSに我々は早く進まなくてはいけない。
オタクはバーチャルSNSパリピはリアルSNSで棲み分けるという寸法だ。

テキスト主体のSNSはやがて廃れ、昔のようにアングラなポジションに戻るだろう。
あれは毒だ、人間にとっては猛毒だったのだ。

社会性~~~

Twitterで人が怖い怖いと言う"ひとこわ"というアカウントがあるんだけど、その人が去年末?に結婚していたという事実を知った。
そんなツイートをするような人も結婚するんだなと思った。おもしろインターネットですら現実を突きつけられた気がして頭がくらくらした。

小中高大とまわりに人が居て半強制的に人と接する環境にいた時は何も思わなかったが、社会人になってエンジニアになってほとんど人と接する事が無くなったので、新たな出会いもなく自らそういう場に行くような人間でもなかった自分は陸の孤島に居る気分。社会人になって数年はネットゲームで知り合った人達とワイワイやっていたが、諸事情で去年そのコミュニティを自ら破壊してしまった為に完全に孤立してしまった。
社会性のない自分は新たなコミュニティに入る事も没頭できる趣味も無くなり、31年弱生きてきた中で初めて何もない状態になってしまった。失うものは何もないけど得るものも何もない。時間だけが過ぎていく、31手前にしてただただ得体の知れない不安に焦る。個人的には結婚もしたいし子供も欲しいけど、色々あったので簡単に結婚とか考えられないし、まぁそもそもそんな相手もいないが。
最近楽天オーネットで結婚した友人が何人か(n=2)いるんだけど、そろそろ俺も登録するか?知り合った人と突然結婚を前提に付き合うなんて俺には無理な気もするし正気の沙汰じゃないよね。正気になるなって事か?

久しぶりに自分の過去の投稿とかを見ると

拗らせてんなと思う、毎回。
歴史に学ばないよね、でもそれって成長してるって事で良いですか?

今の自分を見てると、学生の頃こんな大人にはなりたくないと思っていた大人になってるんじゃないか?と思えてしょうがない。
上京して、賃貸の更新タイミングで引っ越しを繰り返す生活をし、新たな出会いもなく家で引きこもってインターネットばっかりしてる。
おいおい、こんなんで良いのか俺の人生。みたいに思うけどこういう人生しか送れないんだよね。

知り合いが二人くらい楽天オーネットで結婚相手を見つけてたので、あと2年くらいしたら自分も登録するか?とか思ってる今日この頃。
でも本当に結婚したいのかどうか自問すると、全然したくないんだなこれが。
子どもは欲しいし、パートナーいた方が人生楽しくなるのは間違いないと思うけど、以前の婚約破棄がトラウマと化してる節がある。
あとマッチングサービスとかやると金目的とか、アッシー・メッシ―みたいなのばっかりで女性に絶望する。特に都会の女性に。やつらえげつない。シンプルに怖い。
そんな人達とやり取りしなくちゃいけないと考えると絶望しかないし、いっその事独身貴族を楽しむのもいっかな…とか思ってしまう自分にも嫌気がさす。

そんな事を考えながら最近は貯金もせずFENDIで服買ったりしてるクズ野郎になってしまいました。
これ一種の自傷行為なんで、よろしくお願いします。

恋愛観のアップデートをした

アップデートパッチが降ってきた。それも0.8.2くらいから急に2.0.0のパッチが降ってきた。
この数週間と言うか数ヶ月、恋愛に関して色々学んだし経験した(?)

自分の恋愛観は中学生日記で止まっており、告白から始まる恋愛しか知らないくらいピュアだった。だから全然うまくいかなかった。それしか知らなかったから。
以前ペアーズで恋人探しをしていた事があるが、こういった恋愛観によって尽く失敗に終わっていた。ご飯にこぎつけても本当にご飯しかしなかった。相手が彼女じゃないから。デートじゃないから。ご飯だから。そこから先は告白しないと進んではダメだと思っていた。だから何度かご飯に行って告白して失敗していた。自分でも失敗すると分かっていたけど、それ以上先はフラグが立ってないから進入禁止のステージだと思ってた。

でも世の中の恋愛というのは全然違っていることに気がついた。重要なのは友達以上恋人未満・女友達という間柄だった。
自分は彼女を作ることに主眼を置きすぎて、知り合った女性が彼女になってくれるかそうじゃないかしか考えられず、その手前である仲良くなるという事に重きを置けていなかった。(実際にはそちらの方が重要なのに)
なので恋愛以外でも同じような現象があり、例えば職場などで仲良くなった女性とも遊びに行ったりご飯に行くような事は一切しなかった。女友達という概念がなかったから。
自分にとっては彼女か彼女じゃないかという線引きしかなくて、友達などの中間に当たるようなラインが存在していなかったのだ。
しかし女性にとって(もちろん男性にとっても)、いきなり相手を好きになるなんて事は滅多になく、まずはご飯に行ったり遊びに行ったり友達のような事をして、その中で恋人になっても良いかなという感情が芽生えるのである。
文章にしてみれば当然なのだが、この事に気づくのに30年も掛かってしまった…

気づいてからはなんというか凄い気持ちが楽になった。
ペアーズで知り合った人とご飯を食べに行くのにも、数回のご飯だけで彼女になってもらうにはどうすればよいのか全くわからず、無理ゲーをプレイしている気がして疲弊していた。しかし話が弾みそうな女性とご飯行って遊んだり、仲良い友達みたいな間柄を目指そうと思うと、焦りもだいぶ無くなると思う。

多分自分みたいな考えを持った男性は結構いると思うので大変だ…恋愛が上手い人はこういう事に気づくのが上手いんだろうなとか思った。こういう気づきってどういう所で得るんだろうか。
ちなみに自分は女性との付き合い方が上手い友人の話を聞いて気づいた。(気付かされたという方が正しいのかもしれない)

ペアプログラミング相手を探すサービス

ペアプロなんてエンジニアなら業務でいつでもできるし、学生なら仲間内でできるやんって思ったので需要は不明だが、そういうサービスがあるらしい。最初広告で見たときは「お、新たな出会い系か?」と思った。

www.codementor.io

自分は今ではWebエンジニアとしてフロントからバックエンドのある程度の部分までデザインからコーディングまでやれているが、学生の頃にエンジニアを目指しては挫折した過去がある。
そういう人には身近に色々教えてくれるエンジニアが居ない場合、リモートでメンター的にペアプロをしてくれるサービスというのは需要があるのかと思った。

ただその需要がどの程度あるかは謎だが…
そもそもこういうサービスに対する真の需要はお金のない学生なので、それをソコソコ単価の高そうな人たちが提供するにはミスマッチ感が否めない。エンジニアの技術を身に付けたい社会人からの需要となると本当に意識の高い限られた人間だけで、やはりサービスとして厳しそうな気はする。
もしかしたら自己肯定感の低いエンジニアが承認欲求を満たすために供給がそれなりにあってワンチャン市場になるのか?とも思ったが実際どうなんだろうか。とりあえずターゲット層が謎なサービスだと思った。

自分も今暇なのでこれからWebエンジニア目指したいとかフロントエンド・バックエンドの知識が欲しい、色々触れてみたいという人はリモートでメンターやるので是非どうですか!今ならなんと無料!
あ、ちなみに過去エントリとか読むとRubyの記事とか出てきますが今はTypeScript(Node.js)とPHPがメインなのでRubyは記憶の遥か彼方です。

多くの凡庸な人間と数少ない自分の意志を持った人間の絶壁のごとき乖離

こんにちは
3年間付き合ってきた彼女とも別れて、今までつぎ込んできた膨大な時間を持て余すようになったので徒然にブログなんかを更新しています。
我は今自由を手に入れた!本件に置かれましてはタイトルと逸れるため置いておくとします。

数年前からネットでもフェミニスト等による女性の社会進出や男女平等に関する意見が活発にやり取りされる様になり、炎上ネタにもなりやすい状況が続いています。最近でも医大入試における女性差別は社会に大きく取り上げられて久しいですね。自分としても男女平等に関しては大いに賛成で、差別は無くなるべきだと考えています。
しかし世の中には様々な理想と現実の乖離に苦しむ人が多いように、男女平等にも多くの理想と現実の乖離に苦しむ人が今後増えてくるんじゃないかと考えています。
男女平等を推進していく過程で必ず発生するのが男女の不自然な均衡を一時的に矯正しようとする期間になります。今まで不自然な比率で行われてきた採用の偏りだったり、管理ポストの偏りを矯正するために無理やり女性の様々なポストへの押し上げというのが発生します。
これは大きなもので言えば先程のように会社や国の管理ポストであったり、小さなもので言えば専業主婦からフリーターや正社員への登用だったりと多岐に渡ると考えられます。ここで必ず歪が生まれると考えています、既に生まれているのかもしれません。
女性の社会進出という命題上、声の大きい人は国会議員だったりキャリアウーマンのようなバリバリ前線で戦っている方が本題を推進するのは自然な流れです。
ただ、世の中の多くの人間は自分の意志がなく、流されるままの生活をしています。いわゆる大多数の何者にもなれなかった人たちです。みなさん経験したことがあると思いますが、大小であれ責任が伴う意思決定をするのは非常に大変です。どこかしらから湧いてきた流れに身を任せて揺られている方が楽なんです。いやいや自分で世界を切り開いていくんだという方も中には居ます。むしろそういう人たちですら、自分のこだわりがある側面では意思決定をバリバリしていても、それ以外では流れに身を任せていたりしませんか?自分もそういう点があるように思います。ただそういう人ですらごく少数だという事と、そういう人が男女平等の推進をしているという点がある意味問題を生み出しているのではという話です。
ここで誤解しないでほしい事は、男女平等を推し進める事は非常に大事です。不自然な均衡は均されるべきです。ですが、その影で苦しむ人の救済措置は取れるのか、そういう人がいる事は認知されるのかという話です。
男女平等だからという流れで、やりたくもないポストに身を置かれたり、専業主婦バンザイ!な人が男女平等を元に社会進出を余儀なくされるなんて事は往々にして起き得ます。夫婦共働きがデフォルトのこのご時世、あわよくば専業主婦を狙っている方は多く見受けられます。そういう方も、男女平等を盾に社会に引きずり出されるのは男女平等とは言い辛いんじゃないかなと思います。
普通に働いていても、会社としてはマネージャーのポストを増やしたいが為に後続の育成を頑張りたいという考えと、マネージャーはやりたくないという相容れないやり取りというのは多く見受けられます。ここで大事なのは、マネージャーというポストになろうと思えば平等になれるチャンスがあることで、適当な社員を捕まえて無理やりマネージャーのポジションに就かせる事ではないということです。男女平等においては後者のような無理やり女性の地位向上を推進している動きがあるように思えて嘆かわしいです。

必ずしも制度の整備と需要と供給が一致するとは限らないのに、それを無理やりやろうとするな!そのギャップに苦しむ人もいるんだぞ!という話でした。男女平等は好例だと思って引き合いに出しただけで、実は男女平等論を説きたかったわけでは無かったりします。
なんか書いてて落とし所のないどうでもいい記事になってしまった。