本を読むのが大変
最近毎週本を読んでるんだけど技術書じゃなくて音楽の書籍を読んでます。
しかし一週間に一冊ずつ読むのがこんなにしんどいと思わな方…音楽の知識がないからか全く読む速度が遅い。コードとか出てきても頭のなかで想像できないしいちいち自分で弾いたりしてるからものすごい時間かかるし丁寧に読まないと全然理解できない。
そして教養のための音楽という位置づけの本のため中途半端な知識になってるような気がしなくもない。しかしいきなりガチの楽典とかを読むよりは読んでて楽しいので良しとしてる。
ということで最近読んだ本。
東京大学のアルバート・アイラー―東大ジャズ講義録・歴史編 (文春文庫)
- 作者: 菊地成孔,大谷能生
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/03/10
- メディア: 文庫
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憂鬱と官能を教えた学校 上---【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史 調律、調性および旋律・和声 (河出文庫 き 3-1)
- 作者: 菊地成孔,大谷能生
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: 文庫
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東京大学のアルバート・アイラーはジャズの歴史を浅く広く扱っていて読み物として面白かった。憂鬱と官能を教えた学校は、実学と教養のどっちつかずなポジションで語られているため読んでいて微妙な気分になってくる。ただいきなり実学だとしんどいという人には読み物としてある程度知識を蓄えてから次のステップにいくという意味でいい本かもしれない。
ただどちらの本もこれを教えるにはジカンガージカンガーと毎回言っていてちょっとうざい。
ちなみに今は憂鬱と官能を教えた学校(下)を読んでます。だんだん読むスピードが落ちてます。テキストだけで音楽の表現を汲み取るのがしんどい上に一個わからなくなると先に進めなくなるのでキツい。
ただ上巻を読んで前耳コピしてた音を再度聞いたら前より断然にコードがわかるようになってきた。というかいわゆるバークリーメソッドでこの音の次に来るコードがどれかが想像しやすくなったのがでかい。