インターネットは本当につまらない

インターネットに検索性・ソーシャル性・パブリック性を混ぜてできたミックスジュースはチープで質の悪いゲロみたいな味しかしない。

最近だとパーナ事件、コンビニ冷蔵庫事件とかが良い例。

パーナ事件はもともとジャニーズ好きの小規模な掲示板とかクローズドなコミュニティである程度あったようなものがtwitterというインフラに有名人やアホが一同に介する用になってしまい起きた悲惨な出来事だし、コンビニ冷蔵庫とか2chでも同じような炎上ネタ画像を上げても特定出来る情報がほとんどなくて燃料切れで鎮火されることが多かったのにユーザの過去ツイートが見れて特定が容易になったことで通報→退学コンボ余裕になってしまった。

別に通報するのが悪いわけではないが、週刊誌がエンターテイメント性を求めてくだらない記事を書くように、ネットでも面白コンテンツがウケがいいみたいにネタを必要以上に引っ張ってきて燃やす一定の層が存在し、今まではネット上にはなかったもの(だが現実ではしょっちゅう起きていた小さな悪)が油田のように溢れだし、大なり小なり着火する人がいるお陰で今のインターネットはつまらないコンテンツで溢れかえっている。

そのようなモノは自分の見えないクローズドなコミュニティやどっかの掲示板でやってもらう限り問題ないのだが、厄介なことに大抵よく目に付く場所で燃えるのである。

着火メンは何が面白くて燃料を探しているのか理解に苦しむところはあるが、それに追い風のごとく現れる大量の野次馬が気持ち悪すぎる。それらの大部分はソースを読もうとしないし鵜呑みにしがちなので、デマやネタが糞みたいな速度で広まって収集がつかなくなることも増えている。
最近だとLine有料化やニコニコ動画一般会員の視聴制限とか、昔だとTwitter有料化とかがあったと思う。
ひどいものだと公式が否定のために説明記事を書く対応をさせられるレベルだ。

これ↓とかもツイートしたユーザのタイムラインをみてみると他人の画像の引用を仲間内で楽しんでただけなのに一部を切り取りまとめられただけで謎の炎上みたいになってる。
https://twitter.com/unkotaberuno/status/364310595849302017

こういう類のたちの悪い部分はパーナ事件みたいに本当に頭の悪い人たちがネットで集団になって騒いで有名人に迷惑をかけ、それが記事になってしまうというものと、ネタクラスタという厄介な集団のデマやネタを本当に頭のわるい人たちが拡散してしまい謎の対応を強いられる人たちが出てくるということだ。発生元が一つのパターンではないため対応しづらい。
本当に頭の悪い人たちが騒ぎ立てるだけなら早く死なないかなと切に願うだけで済むのだが、ネタクラスタ的な人たちがネットでデマや騙し合いを楽しむ文化が頭の悪い層に飛び火して本当に騒ぎ出すパターンをどう対応するかという問題が深刻である。

その点Lineは殺人事件の実況をしても炎上しないし本当に良いサービスだと思うので本当に頭の悪い層はそこから出て来ないでほしいと切に願う。

ネットはテレビ以上に質が悪いしバイアスがかかってるし本当につまらない。

関連: http://coziest.net/?p=606